タンナー

皮革の製造所、工場になります。最近はイタリアの革の影響もあり、“タンナー(Tannery)”と呼ばれているので知っている方も多いのではないでしょうか。

直接的な語源は原皮として余った副産物を“皮”から、“革”へと鞣(なめ)す工場になります。鞣すとは字が表すように革を柔らかくすることです。

日本には最盛期で500基弱の国内タンナーがありましたが、年々減少し200基を切る工場数になってきてしまいました。日本のタンナーも世界の名門タンナーに比すべく切磋琢磨し商品を日夜開発しています。

つまり日本産の革は非常に貴重な技術を持つ工場で作られた、稀有な商品でもあるのです。