デシ DS

皮革の面積を量る単位。デシメートル(dm2)と正式名称を呼ぶ単位で10分の1メートルつまり、10cmかける10cmの正方形を単価を掛け合わせたものをレザーの商品価格としています。

レザーは個体差のある商品なので大きい動物からは大きい原皮が製造され、商品全体の価格も大きくなるのです。

ただし希少価値のあるカーフやコードバンなどの商品や、海外の商品はデシの単価(デシ単価)が上昇するので価格の安い大きい動物、例えば豚や牛よりも小さいが価格は高くなる傾向があります。

皮革の面積は計量器という機械に通し、全日本皮革計量協会が認定した製造所の計量番号と共に大きさを印字します。

海外ではsq.ft(スキャンフィート)もしくはm2(平方メートル)という単位も使われています。

つまり“デシ単価いくらですか”と革屋に聞けたらあなたも、革職人としての一歩を踏み出しています。